ビットコイン 返還の義務あり！

インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の取引サイト「マウントゴックス社」が２８日、破綻した。

直前の同社のレートでも１１４億円に相当する巨額の「ビットコイン」が、ハッカーの攻撃であっという間に盗み取られた。

「システムに弱いところがあってビットコインがなくなって申し訳ない」

記者会見場に現れたマウント社のマルク・カルプレス社長は、たどたどしい日本語でこう謝罪すると頭を下げた。

　同社によると、消失したのは８５万ビットコインと預かり金最大２８億円。これについて同社は「ハッカーによる攻撃が原因」と強調したが、同社の代理人弁護士は「痕跡はある」と述べるだけで、具体的な手口などの説明はさけた。

　８５万ビットコインの価値は、同社のレートでは破綻前の２５日の段階で１１４億６０００万円相当に下がったが、世界の他の交換サイトでは今も４８０億円相当の価値を保っている。

社長は自らは退任する意向を示した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ビットコインの取引記録は公開されているので、詳細に分析すれば不審な取引は見つけ出せる」と指摘する。
一方で、「８５万ビットコイン分もの大量のデータを気付かれないように盗み取るのは、技術的に非常に難しい。ハッキング被害という同社の主張を検証すべき」

ビットコインは法規制の対象となっていない仮想通貨で、利用者が返還を求められるか危ぶまれているが、代理人弁護士は「返還の義務がある」との認識を示した。同社は被害届を捜査機関に提出する考えで、警察などの捜査機関が分析することになりそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

楽天サイト

【送料無料】9割の人が株で勝てない本当の理由 [ 河合達憲 ] 価格：1,470円（税5%込、送料込）

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一刻もはやく法規制が望まれます。サイバー攻撃による盗難も予測できたでしょうに、それに対する防御策をとれなかったマウント・ゴックス社。
きちんと返還の義務をはたしてほしいものです。盗まれてしまった・・・だけで終わらせてはなりません！
個々人の「資産」なんですから。仮想マネーと言っても、もとを辿れば現金なんです。

---

スポンサーリンク

タグ：マウント・ゴックス ビットコイン　法規制